― バルコニーで ―
[余力かつかつで活動していた兎は、バテるのも早く。
くってり伸びてジェフの腕にひっつく白い毛玉。
気持ち良いことはもう少し続いたかもしれないけど、ほとんど耳にも目にも入らずに、白蛇の吸血鬼が与えてくれた滋養を少しずつ馴染ませて吸収していた]
……ごめん なさい
[静かになったところで、ぽつと呟いた。
細めた瞼の下で視線を彷徨わせ、鼻先を脇に押し付ける]
ワタシが、怪我させタんだ
またジェフの顔ガ見れたから、ワタシは…永遠に、囚人デいい
ごめンね
[ぴす、と鼻を鳴らす。
その後の服選び騒動>>338は、自分には関係ない兎。再生服便利]