[初代“魔女”は、英雄王に大変な恩義があったのだ――とこのペンダント《魔女の力》を引き継ぐ時に口伝えを聞かされた。幼いながらも類稀な魔力の持ち主だった初代は、どうしても父親の手助けをしたいと、絶望を振り撒きし魔物の討伐に向かう騎士団に同行した。彼女の父親は、古の英雄王の戦友だった。だが戦場で彼女は命の危機に晒され、古の英雄王が“鍵”の力で彼女を救った>>-3:78。鍵の力は有限――…それでも、英雄王は戦友の娘を見殺しにできなかった]