……私は、海戦には詳しくありません。 が。何れにせよ連日続くこの霧では、ウシャス……私の竜は、ほぼ炎を使えない物とご認識下さい。 騎竜師同士の接敵戦になれば、話は別でしょうが。[その一言に、指揮官の顎が外れんばかりに開かれた。ああ、>>310無茶な配備だと思いきや、案の定。「この舞台飛べる連中が多いし、河から来る船はこいつらに一掃させときゃいいや」とでも思っていたのだろうか?……静かに首を振った。]