[床に転がって、荒い息をついていたことも何も纏わぬ故、熱を持ってしまった中心も腕で覆い隠さねば、淫蕩な視線を送ってしまっただろうこともきっと、気づかれていただろうけれど。着せ掛けられたままのジャケット、緩く開かれた襟元に手が伸びる。跡一つない鎖骨の辺りを、そっと撫でた] ……ま、うん やりますか、ね[頭をひとつ振り、目の前の書物に取り掛かろうと本に顔を近づけ、深く深く息を*吸った*]