人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


赤虎将軍 オズワルド

 
 ……!!

[穂先を避けて死角の側に来るかと思っていた。
その予測を裏切って、飛び込んできたのは斧槍持つ側。

穂先から肉を裂く感触伝わった直後、
嵐纏う雷光のように、刃が伸び来たった。
避けるも、受けるもできない。刹那の間にそれを悟る。
できるのはただ、得物を強く握りしめることのみ。]

 ―――…っ、ぐうぅ…

[肩との間、腕の付け根を冷気が貫く。
鍛えた鋼の鋭さと速さが、痛覚を欺く。
灼熱が弾けたのは、勢いのままに駆け抜けた後。]

(341) 2013/09/23(Mon) 11:30:26

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby