― メイン・サロン ―[片手に熱湯と紅茶のポットを乗せたトレイ、片手に旅行用バッグを持って入ったメイン・サロンは紛糾中だった。...はエレオノーレの姿を探し、視線が合えばほっとした顔をして近づいただろう。] すみません、貴方のお店から無断で……。 まず許可をいただくべきだと思い、お待ちしていたのですが、 お戻りにならなかったので、まだここかと。[話しかけつつ、紅茶を見せる。]