ー →第二エリア ー[ レストランから駆け出すと胸に手を当て深呼吸。そして少し落ち着いたなら、スノウに乗客のリストを貰う金馬号は皆、船員はある程度知ってはいるけれど、情報は多いに越した事は無いのだから。トスンと背中を壁に預けリストを頭に叩き込む機械的な情報を覚え込む内に少しずつ動揺は収まってきたか。]