――――……な…!
[>>336 ツェーザルの攻撃は予想外だった。
まるで、巨大な鉄の塊が襲いかかってくるかのようだった。
捻転した勢いは増し、その円は凶悪なスピードでマーティンに襲い掛かる。
咄嗟に、柄を横に突き出すようにし、豪快な攻撃を防ごうとしたが、]
…ぐッ、ぅお!?!?
[マーティンの巨躯ですら、勢い付いた円には敵わなかった。
烈しく弾かれた身体は、橋の側面に激突する。
気が軋む音がして、僅かに橋が揺れた。]
くそッ、 ……止まりやがれ!!!!
[また力任せに斧を振るうだけでは芸がない。
マーティンは近くで力尽きている兵士の盾を拾いあげた。
下級兵士の粗悪品だが、無いよりかはマシだ。
そのまま手前に構えると、]