[ 名を呼んで、声をかけてきたウェルシュに>>300ちょっと驚いてしまったのは仕方のないところ。
それでも、笑顔を向けられれば、同じように笑みを返すのがカレルだった。 ]
凄いのは、貴方もだと思いますけど。
この剣ですか?これは父から授かった剣なんですけど、一度折ってしまって、旅の途中で助けてくれた隠者殿に修繕してもらったんです。
応急処置だから、完全じゃないって言われてますけど、守ってくれるので助かってます。
[ カレルが目を細めて剣柄を軽く叩くと、ゆらりと剣の気配も揺れる。それが確かに混沌司る妖魔の気配でありながら、酷く繊細な組み替えで守護の質に偏っている事は、ウェルシュになら読み取れたろう。* ]