――メイン・サロン――
[サロンへの道は、進むに連れドロイドの数も減っていたように思えました。
道中6(10x1)回程ドロイドに捕まったりしましたが、転びつつ攻撃しつつ疲弊しつつ到着することができました。
思えば>>#3の指令以降、初めてサロンへと顔を出すこととなります。
誘導・整備の為遅れると事前に連絡を取っていたとはいえ、早数時間が経過していました。
いつもは美しい星々の海が展望できるはずのデッキから見える光景は、歪んだ暗闇の空間しか見ることが出来ず、改めて現実を痛感しました。
――再び、見る者の心を奪う、美しいという言葉で表現して良いのか悩むほどの絶景である星々の海を見ることが出来るのは……何時の日になるのでしょうか。
サロン内には乗客を中心に、数名の人影が見られました。
手伝って下さった乗客の皆様に感謝と労いの言葉を述べ、まず傷病者がいないかの確認から始めました。
乗員では、休んでいるケーリッヒ先輩の姿を確認できました>>339。]