勧めだ興が削げると言いながら ……何も変わらぬ癖に。[ 翼をはためかす度に浮き上がる肩甲骨。 もがけばもがく程絡みつくような錯覚。 それでも尚、このまま触れ続けたくなどなく、 男の言葉に従うしかなかった。 ]