[言いかけた言葉には半眼で睨み。]…お前、何か失礼な事言おうとしただろ。ソマリの性格はあれだが、ソマーリュは…。父の屋敷で暮らしていた時の俺を、助けてくれたんだよ。[どちらかといえば辛い事が多かった生活を思い出すように目を細めつつ、出会いの思い出がソマリに塗り潰されかけているのに少しだけ眉を寄せて。もしも話には迷わず答える。]−決まってる。ボロ小屋だ。