人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


蒼眼の天使 カレル


[ だが恐らくとしてそんな気もないのだろう。
 どれ程突き放し拒み愛想の無い言葉を重ねど、
 翼に纏わりつく穢れは重さを増すばかり>>305

 意志を持つ指のように翼の付け根に触れられれば
 悪寒にも似た痺れがぞくりと駆け上がる。
 翼を固定される苦しさとは裏腹に
 慰めるような愛撫に理解出来ない、
 言葉に表しようのない何か≠記憶する。

 本来必要とせず、
 その為に作られた訳でない躰が少しずつ、
 男の手により変化を遂げている事実を
 天使は拒んだ。 ]

(339) 2018/03/20(Tue) 11:26:50

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby