っ……[飛んできた弾はほほを掠め左耳を打ち抜いていき、奥歯をかみ締めながら狙いははずさずに引き金を引く]ありがと…ディーク……こうかあったよ……[弾を撃ちつくした狙撃銃はそのまま落として、馬を背にぐったりともたれかかって座り込む。遠くぼやける視界の向こう、二人の姿をみながら]