[自分が倒れると同時に、馬賊は西へと逃げ出した。交戦を避け、追うものがいれば走射をして散らし王都南西のアジトへと帰るためだ。山に入り、騎兵は強行をするだろう。ここに来る前に、飛ばした伝書蝙蝠>>216別に自分の死期を悟ったわけではない。ただ、『自分が死んだ後、あの紅い人をトップに据えたままでいいか、聞いた後、弱肉強食をしろ』その伝言に従って、残った馬賊。そしてここに未練もなく逃げていく馬賊たちは行動するだろう**]