二人に任務頼むから……お願い……
[二人が頷くのを確認してから]
私が、あっちをとめるから、その間に伝令にいくこと…
ここの報告と、それと……
[受け取ったナイフで、ディークとの約束の契りを、切り落として渡し]
指くらいで…そんな顔しない…ディークにごめんって…伝えて…
それじゃあ…お願いね……いって……
[二人にそう任せると、狙撃銃を手に馬上から乗り出し、報告をうけていた茂みのひとつに狙いを定めて引き金を引く。
着弾の確認はしない、はずさない自信があったため。後ろで聞こえる音が遠ざかっていくのを耳にしながらすぐに弾込めに入る。
もう片方へと狙いをつけ、こちらに銃口がむいてるのが見え]