人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

 見えたっ!

[やがて、目標となる敵本隊が見える。
丁度、その頃、目指すべき艦隊はその陣形を変えていた。
>>324 ウルケルの序盤の防御陣形を真似たような輪形陣から、旗艦と護衛巡洋艦1隻が鎧を脱ぎ捨てるように離脱していく。]

 ―――……減速、している…?

[一際絢爛で堅牢な造りの船が、そのスクリューの回転を遅めていた。
単眼鏡で確認するが、その意図は読めない。
然し、やがて、カンテラ灯が見えただろうか。

ウェルシュには海軍の作戦は分からない。戦いのいろはも知らない。
カンテラ灯は、何かの意図を持ってしているとは察することができても、それを解読するだけの知識は持ち合わせていなかった。]

 ………。
 あの大きさだ……

 あと造りから、戦艦であることは間違いないと思うんだけれど……。装甲艦だろうか……。

(337) 2015/11/09(Mon) 23:56:03

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