[帰路を願えば現れると言う門扉。
天女如くの衣装に身を包んだ彼女と戯れつつも、
男の頭は、帰路への計画を建てる。>>329
何処に在っても、こうした稚気にも頬染めてくれる彼女が居るなら
価値も見出せようが、他の籠に捕われるなど、嗤えない冗句だ。
何より、魔界は彼女と酷く相性が悪い。]
こんな時?
―――…いいえ、イングリッド。
正しく言葉を使うなら、何時如何なる時もです。
[危機感足りない言葉を掛けながら、憤慨する菫色に視線を重ね、
返って来る安堵を誘う声に懐きながら、頷いた。>>332
打ち続けた
彼女と巣籠に戻る為、撒いてきた労だ。
それに傍には愛妻が居る。
これ以上の加護はあるまいと、周囲を見渡した。>>#18(10x1)]