[精霊達はここまでずっと動き通し。けれど、まだ大丈夫だと力を貸してくれる。>>276水球を渡した時にカヤから与えられた癒しの御陰だと、聞かずとも分かる。私の懐の中、ずっと下げている首飾りの石が温もり帯びたことも。>>271フランと離れたすぐ後だったのだ、意図は分からずも無関係な訳がない]……本当に。人間も、エルフも。[紡いだ言葉は、最後まで続く事なく。首に巻いたストールを外すと、ばさりと振って水精を纏わせて。見目には幅広の剣と紛うそれを手に、玉座へと向き直る]