― 翡翠ヶ淵 ―[謝罪に返るのは首を横に振る仕種。>>328偽りなく紡いだ想いが、対する彼の内側にどう響いたかはわからない、けれど。少なくとも、思いは伝わったと、そんな風には感じていた] うん、ずっと前の……伝説の翠龍王様の頃からの、らしいよ? 甘いものは幸せだから、みんなでそれを分け合うんだって。[家訓についてはそんな補足をしておいて]