よう、ディーターにオットーじゃないか。 兄妹で手伝いしてくれるなんて勤勉だな。 あ、オットー。 何か甘いパンでもあったらパメラに1つ あげてくれないか。 重い薪を運んでくれたお礼に1つ奢ると約束したんでな。[何故かキラキラしているように見えるオットーを正面から見ることなく、パンを1つ注文する。説明口調なのは主にディーターに向けてだ。俺はただただ感謝からパメラにパンを贈るのであって決してやましい気持ちは無い。パン粉に包んだ真摯な気持ちはきっと伝わるはずだ]