人狼物語−薔薇の下国

491 【SF人狼騒動村】Sleeping Silver SheepB〜敵は海賊!だけじゃない〜


警備員 ディーク

  ―― “ヘルヘイムより” ――
 
[“船は至って平和そのもの”
彼のこの思考を聞いたなら、この厳戒態勢であきれ顔をする者も少なくはないだろうし、“船内の状況を知らない運がいいと言えなくもないもの”なる尤もな評され方をすることもあるかもしれない。>>272
彼はラグナロクの移送とは一切関りがなく、情報の閲覧権限も軍務に在る者としては最低レベルといっていいだろう。
軍属ではあるがアースガルドではない、他の星域――養父の住んでいた惑星から宇宙連邦軍に入隊し、この船に乗り込んで日も浅い。

警備担当エリアは主に、第二エリアからメイン・サロンまで。
銀羊号に乗り込んだ一般乗客の安全確保担当――と言えば聞こえは良いのだが、これまであった大きな出来事としては、せいぜいが酔っ払いの喧嘩を収めたりだとか(その時も少し待てばドロイドが来たはずなのだが、見た瞬間二人とも首根っこを掴んで持ち上げて放り投げてしまった)、乗客のペットの猫が高いところに上って降りられなくなったのを助けたことだとか(目撃した他の乗客が悲鳴を上げて、却って大きな騒ぎになった)。
職務内容上、民間警備会社から派遣されている他セクションのスタッフの方と接する機会の方が多いくらいである。

最近乗船したため、平時のこの船の状況をよく知らないがゆえに、これが厳戒体制であるということもよく分かっていない。]

(336) 2017/11/24(Fri) 09:20:05

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