人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍盟主 ディーク

― 進軍中・修道院方面部隊 ―

[薄闇がだんだんと晴れ、草原の草に宿る雫が煌めきだす。
うっすらとした夜霧が空気に溶け消える頃、草の間を赤い影が近づくのを同胞が見咎めた。>>324
ほどなく、先行隊の様子が口づてに報告される。

この時盟主はカークに染め粉を借りて、少し髪色を明るくしていた。
暁日の光浴びて、淡い色の髪もまた縁どられたように光宿している。]


 よくやってくれた。
 逃げられても構うことはない。
 少しくらい、気づかれてもいい。


[先行隊の働きをねぎらえば、サシャから眼差しが飛んでくる。]

(335) 2016/02/20(Sat) 22:31:52

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