……実は、私は昨夜、リーザについて、神の審判がどのように下されるのか、お聞きしていました。だから、余計に隣室のリーザの様子に心を配っていたのもあります。必要とあらば、談話室のノートに結果を書き込みますが、リーザは。リーザは敬虔な者にも神に背く者にも見えないと。貴女は、“敬虔な者”でも“神に背く者”でもない、そんな存在に心当たりありますか?[シスターの目をじっと見て問いかけた**]