─── 銀華、招来[それは今まで私が使ったことのない、ソルベを解放する言葉。私の全部を引き出して、エルの全部を使わないとこの場を──虚無を抑える氷を産むことは出来ないから。エルナトが抑えていたように、ソルベもまた抑えていた本気を引き出し銀の華が咲き開くように、拓けた道が凍り付いていって。それを見ることのないまま、私の意識は暗く沈んだ*]