おやばれたか。
[律儀な突っ込みにしれっと応じながら、こいつとはいつまでこんなやりとりができるのかと思わずしんみり。
けれどもその気配は完全に絶って、二人の妹に触れられた男は俯いた。]
実はその二人を想像しながら言ってた。しっかりしているように見えても、俺にとってはまだ保護すべき子供だ。
犯人が身近にいますってだけでもきついのに、余計疑心暗鬼にならせたらとためらってて、二人には誰が怪しいとか聞くの難しいわ。
[疑うことに罪悪感を抱えそう、それは図らずもジムゾンと同じ意見である。]
……。おう、ありがとう。
[自慢げな幼馴染>>327に、じっとりとした視線を向ける。
貰った飴で口の中が塞がってるのをいいことに、メロンパンがどうのと言い出す神父に何も返事をせず、じっと何かを考え込んでいた。]