[コンラートの為に丁寧に書いてやったかと思うと少し鳥肌が立ちそうになる。何故だ、わかんねぇ……。なんて気持ちで、乱暴にその胸にメモを押し付けただろう] お前[と言いかけて、慌てて咳払いをひとつ] エーレンブルク大尉用なんで。ま、使ってください。[声に不服は隠さなかった]