[弾けるような機銃の音がして、背後に迫っていた黒い影が吹き飛んだ。>>297危ないところだった。頭上を通過する機影を目庇で見やる。] 朋あり、遠方より来る ── ってね。[実は教養のある空賊殿下は微笑んで、赤毛の操縦士の援護射撃の下、残りの異形を叩き切った。]