向いている向いていないかは別として、客の立場で考えてみるんだ。
出てきた責任者が三十路にもならない男と知命前後の男だった場合、どちらが安心するかという意味だ。
今回だけだからな。ったく……。
[彼が面倒を押し付けているのは当然あっただろうが、代わりとして自分を指名してくれたことが嬉しくはあったのも事実。
ただ、信頼しての指名したというより消去法だったらしいが>>237。
クレにゃんめ、酒一杯では済まないからな。
二次会まで奢りコースだぞ。]
確かにあのセンセイは少し変わったところあるが、
話してみるとそれほど悪い奴ではないと思うぞ?
[この通話時、ローはまだ近くに居たはず。
先程はローに船のフォローをし、気付けば今度はクレメンスにローのフォローをしていた。
何故俺はこんなことをやっているんだ。]
……わかったよ。ならそれで手を打とう。
でも遠慮せずとも、もっと盛大に奢ってくれてもいいんだぞ?
給料が高くもらってるんだろう?