人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


ベルサリス学館教師 マーティン

― シュビト中央広場・決起集会 ―

[クロードが設えられた壇上にあがり第一声を口にすると、それまでのざわめきは何処へやら、聴衆の目が一斉に壇上の男へと向かった。

ちらりと視線をやると隣のルディも精一杯背伸びをしてクロードの姿をしっかりと見つめているように見える>>304

クロードの始まりの挨拶についで壇上にのぼるのは、マチュザレム共和国からやってきたという金髪の男だ。
カナンが学館で講師の地位を得た時から、学館の授業内容は一段とレベルアップした。
>>287
それもそのはず彼が教授する内容は、ナミュール国しか知らない自分たちにとっては未知のそして最新の生の知識や技術なのだ。
その授業が学館に通う学生たちの心を鷲掴みにしたのは、至極当然であった。
気がつけば自分もカナンに共和国での軍のあり方や戦い方などを、職員室や、更には酒を持参して充てがわれた住居にも押しかけて質問するなどという傍迷惑……いや熱心さでカナンの来訪を歓迎していた]

(334) 2015/03/08(Sun) 17:41:32

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