―偵察任務中・渡河ポイント付近―
[馬上の人となり、3人だけの小隊は偵察任務を行う上では身軽だった]
異常なし、と。
[川沿いを北上しながらみていく予定ではじめた偵察。
渡河ポイントについてもいくつか聞いており、ソノ周辺ではより気をつけるべきかと。
何事もなく進む偵察任務に、部隊員の気持ちがだれ気味であるのを感じ]
退屈かもしれないけど、何があるかわからないのが戦場だからね。
次の瞬間には、狙撃兵に狙われて撃たれt…
[意識を少し、自分の隊員たちに向けすぎたのかもしれない。
帝国が要する独特の銃声と、横腹に走るするどい痛み、落馬しながら地面に転がる。
馬に踏まれないように注意しながら、続いて打ち込まれた次弾は馬の頭へとあたりすぐにおとなしくなった]