レナト・デ・フォルテア大尉。スーリヤ・クロイツ・ウーツ中尉。並びにフレデリカ・ファロン少尉。報告は聞いた。…カサンドラ・レイヴンウッド技官を失ったことは手痛いが、ノトカー・ラムスドルフ少佐に手傷を負わせたと聞き及んでいる。彼はこれまで随分多くの公国兵を殺害してきた。その彼を損なえば帝国にとっても手痛い損失だろう。向こうも随分と奪還に本腰を入れてきたようだ。それを読みきれず、諸君に苦戦を強いた責は俺にある。すまない。[ごく軽く、視線のみを彼らへ向け下げる]