[ 学館への資金援助の見返りは学館が密かに留めている共和国大使カナンらから得た共和国の持つあらゆる知識の共有。
今後更に蜂起集団が反撃の力を持ち、北上を試みる場合に後方の安全の確保を請け負うという名目でシュビトでの駐在。
仮に現体制が変わるような展開に持ち込めば、力を失うだろう北部に成り代わって南部が権力に関与する立場を取る。その為にも学生らの家族がいるシュビトを守るという題目で自分達の手で押さえておく。
そこまで全て上手く行かなくても、大きな顔をして政権参加するという、危険なところは学生たちに任せて、どうなっても美味しいところだけを貪ろう絵図が描かれている。]