[道中のシロウの言葉>>298を思い出せば、自然と表情が翳る。] ………………えぇ。 ここも既に戦火に巻き込まれているだろうことは、わかっていたのに。 ……見たく、なかったのかもしれません。 ――――――…これが現実、だというのに。[思い出は、思い出のままにしておきたかった。今はもう崩れ落ちてしまったことなど、認めたくなかった。自分の中の拠り所まで、崩れ落ちてしまいそうな気がして。*]