>>317はい。本当によく気のつく優しい子です。
[あんなにいい子なのに何故という思いがある。
リーザの両親について調べようとした時期もあった。
けれども、手がかりはまったくなく。
両親が見つからないなら見つからないままでもいいか。
今の穏やかな日々を過ごしていけるのなら…。
ここ数年はそう思い始めている。
羊飼いの躊躇、おずおずと頷いた様子に気づきはしたが、詮索はしなかった。]
遠慮の必要はありませんよ。さあ、中にどうぞ。
[羊飼いを招き入れ、リーザと一緒にあったかいお茶とホットミルクの準備をしに台所に向かった。
シスターは教会に戻ってきたのだろうか。戻ってきたのなら彼女にも労いの言葉をかけるだろう**]