[ 歯切れの悪いような答えに
ほんのすこしだけ疑問符を浮かべるわ。
それが「認めるのが悔しかった」とは
そこまでは思い至らずに。
送られたエールには胸を張って応えたわ ]
はい!こちらこそ。
そのうち、またお話ができれば。
今後とも、共にお国のために!
[ 彼が立ち去るなら、こちらも頭を下げて。
こちらとしても元々軍部におり、
今も王の傍で執務を行う彼の目線から、
軍のことを聞ければ、などと思ったの。
彼の姿が見えなくなれば、
城内から寄宿舎のほうへ足を向けたかしら ]*