人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 ヤコブ

[―――と、そのとき。

不意に背筋に氷を入れられた気分になって、びくりと背を伸ばした。
慌てて周囲を見るも、そんな悪戯しそうな奴はいない。
いや、この感じはそんなもんじゃない。

今まで感じたことのない気配に、吐き気がする。]


 なんだよ。
 なんなんだよ。

[呟きながら周りを見回す。
その視線が、ふいと森のあたりを向いた。]

(331) 2014/03/28(Fri) 13:30:29

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