――現在:士官学校跡地――[ジェフロイの言葉など、我知らず。いや、どちらにせよ自身のような要職にある者が軽く動くことで労を背負う者は当然いるのだろうが、そこはそれ。ご愁傷様くらいにしか思っていないのであった。] …………もう、見る影も無い……です、ね。[瓦礫ばかりの母校を眺めながら。傍らのシロウに、ポツリと声をかけた。]