───君たちが喜んでくれたとわかっただけでも、 僕がここに来た意味はあったかな。[自分たちをここへ召喚した「神」の意図は、到底受け入れがたいものだったけれど] 君たちが、もっともっと、 どこまでも飛んで行ってくれることを、願っているよ。 ─── 行ってらっしゃい。[飛び立つ赤竜を、敬礼で見送った。]