[>>292淡々と語るジムゾンの声。] つまり、黙って死ねって事か? 俺ァそんなんゴメンだぜ。 間違ったなら間違ったで、そんときゃそん時だ。 こうして酒でも飲んで、忘れるさ。[>>293綺麗ごとを口にしてもしょうがない。ただ、人を殺した事実と罪を背負って生きていくだけ。男はグラスを煽って、中身を空にする。] 話は終わりか? それなら俺は──[これ以上はもういいと、男が部屋のドアを開ける。すると、談話室の方から大声が響いた>>295]