ああ、それと――、[思い出したように、付け加える]船内の規則には違反しているだろうが、なにか武器になるものを携行しても構わないかな。誰だかが人狼に襲われて、重体だというからね。流石に丸腰では、いささか不安がある。いや、無論――、船内の治安を維持できるほど乗員が残っているなら、話は別だが。[そうではないだろうと見越した上で、武器携行の許可を要望した*]