[もしかすると、頑なに先輩やらさん付けといった
敬称を拒む理由について怪訝に思っているのかもしれないが
それについて喋るつもりは今はなかった。]
俺が出てきた時も、
メインサロンはドロイドからの侵攻を阻むのに手一杯だった。
カークやフィオン…乗客も手助けしていたようだから
そう簡単にはバリケードを破られはしないだろうが
怪我人が出ているとも限らない。呉呉も…気を付けろ。
[至って真面目に心配の意を伝えれば、
スノウやラヴィへするように、彼女の頭へ手を遣って
離したあとに褒めてくださいなどと言われた>>237ものだから]
……ぁー、あ。えらいえらい。
これからもその調子でよろしくな。ベル。
[冗談めかしたような口調に対して
へらへらと軽く名を呼び、笑いを浮かべて応じたのだった。*]