[共に来るというシロウ>>298に対しては、やはりそうなるかと苦笑いを零す。
元来身軽に単身移動するのを好むが、公爵位についてからというもの、それもなかなか適わなかった。
常に近習や護衛兵がつき、何をするにも時間を要する。
そもそも並の護衛兵よりも自分の方が腕が立つだろうにと、どうにも納得がいかない。
自身も腕に覚えがあるからこそ、身軽な行動を好みはするが。
周囲にとってはそう認める訳にもいかないというのも、また、わかっていた。]
……色々。背負うものが、増えました。
[ポツリ、そんな感想を零しながら。]