…どういたしまして、ウェルシュ王子![ ちらちらと。 辺りに目を遣ること、数舜。 聞いている誰かのいないことを確認してから そっと耳打ちするように顔を近付け、囁いて 王宮へ続く道を先んじて歩いて行くのだった。* ]