[すんなり承諾してしまうオットー>>304にお人好しというか馬鹿だなという感想をアルビンは抱く。扉を開けようと後ろを向けたオットーに呆れた眼差しを向けた。中に入る様に促そうとこちらを向いたオットーにまた笑顔を貼付けた。
けれども、頬を赤らめるオットーの答えに冷めた表情になってしまう>>305。]
まだ作ってないのかよ。それじゃあ宝の持ち腐れだぜ?
早く作れよな。お前が作ったの食いたいって言っただろ。
……やっぱり、お前は馬鹿だな。
[あのレシピが本物の宝かどうかアルビンは知らないけれども。昔と変わらず罵倒した。
けれども馬鹿にした態度を取りつつもオットーがレシピ本のパンを作ったら食べたいという発言はアルビンの本心だった。]