あー、ちょっと貸せ。[ 上空から飛来する神話の悪魔そのものの異形に固まってしまった、狙撃兵から、ライフルを取り上げ、ゲオルグの斉射の号>>312に合わせるように、狙いを定めて撃った ]ほら、墜ちただろう?[ 事も無げに口にすれば、ライフルを返された狙撃兵は、背筋を伸ばして、はい!と敬礼を返してきた ]...にしても、これで世界を滅ぼすなってのは、相当無理がありますねえ。[ ゲオルグにだけ投げる本音は、しかし、沈んだ調子でもない ]