― 翡翠ヶ淵 ―
[アイリの方からの謝罪>>322に、小さく首を横に振って。
けれど彼女の言葉に気付きもある]
そっか、普段からこんな風だったんだ。
[龍峡の村の人たちの態度も、彼女が姫だからではなく、アイリとして友好を築いたものなのだと知れた。
自分の偏見を恥じたのは内心でのこと。
そして妖を身近な存在と語るアイリ>>323に、また少し内心の固さが取れるような気がした]
ウェルシュ……。
[視線の先でじゃれ合っているのはいずれも大物の妖だった。
けれどウェルシュも白狼も彼らなりに何かを護ろうとしていると知れたから、得体の知れぬ恐ろしさは和らいでいる]