― 医務室 ―
[ルームメイトのことを、と告げるシェットラントの言葉>>302に、わかっていることを伝えるように頷いた。
体力には恵まれなかったこの後輩は、それを補うかのように聡明で思慮深い性質を持っている…と、認識している。
そんな彼が、積極的に同室者の話を出すとは全く思っていなかった。]
会長から話を出すことはないだろうから…フレデリカの希望、ではあるのだろうね。
昨日も試合の前日にしては楽しそうだったし。
いや、前日だったから、そうだったのかな。
女性だと気づいて黙認してくれているなら、とても有り難いのだけど。
[言いながら、小さくため息をついた。]