― 神域への門 ―[呼びかける声>>326にまばたき一つ。は、と一つ息を吐いて気を抜くと、ジルの方へと翠を向けた]……ああ、少し、ね。わかっているつもりでも、人の話を聞いてくれないひとに、頭が痛くなっていた。[端的に状況を告げて、それから。やれやれ、とまた息を吐く]……魂が結ばれていても、越えられぬ一線はある、と。わかってはいても……もどかしくて。[言いつつ、浮かぶ笑みはやや自嘲めいたもの。*]