人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍兵士 ダーフィト

― 乱の始まる前 ―

[ 悪夢の朝帰りから、ずっと、彼は件の酒楼を避けていた。

けれど、時が過ぎて、思い返してみると、いくつか腑に落ちない事に気付く ]

財布も何も、盗られてなかったしなあ...

[ 美人局の類なら、そんなことは有り得ない。マダムの言ったとおり「密猟者を捕まえる為の」変装だったというのが本当だったとしても、わざわざ酔っぱらった自分の相手をする必要は無かった筈だ ]

...つーか...

[ 情けない思いが募るのは、ほとんど消えた記憶の、それでも僅かに残っていた断片には「優しくされた」という感覚しか残っていないということで ]

(326) 2016/02/23(Tue) 00:06:47

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